受験費用としては、「願書受付」の費用と「受験料」があげられます。募集要項(願書)は、国立大学は全て「無料」、公立大学もほとんどが「無料」、私立大学は「1,000円~1,500円」程度のところが多いようです。
また受験料は、センター試験が18,000円(3教科以上受験の場合)、国公立大学の2次試験が17,000円、また私立大学受験料は約35,000円と なっています。最近では、センター試験と一般の入試の両方を受験すると、センター試験利用入試が無料になるなど、実質的に受験料を安くする大学も増えています。
| センター試験(3教科以上受験) | 18,000円(2009年1月) |
|---|---|
| センター試験(2教科以下受験) | 12,000円(2009年1月) |
| 国公立大2次試験(平均) | 17,000円(2008年度) |
| 私立大(医学部除く平均) |
35,000円(2008年度) |
遠方の大学を受験する場合、交通費や宿泊費が必要になります。東京地区私立大学教職員組合連合が実施している調査によると、大学受験費用 (受験料・交通費・宿泊費)は、自宅通学者が平均約19万円なのに対し、自宅外通学者は平均約24万円です。また、自宅外通学者の場合、受験から入学までに要した費用の総額は、平均約84万円となっています。
| 自宅外通学 | 自宅通学 | |
|---|---|---|
| 受験費用 | 240,200 | 191,300 |
| 家賃 | 59,700 | - |
| 敷金・礼金 | 208,800 | - |
| 生活用品費 | 331,700 | - |
| 受験から入学までの 費用総額 |
840,400 | 191,300 |
<東京私大教連「私立大学新入生の家計負担調査」/平成21年>
子供の教育費で、最も負担が大きいのが大学の学費です。独立行政法人 日本学生支援機構が実施した「平成18年度学生生活調査」によると、平均的な費用の内訳については、授業料に通学費などを加えた学費が、自宅通いの場合、 国立で約70万円、公立で約72万円、私立で約132万円。これに生活費の35~40万円を加えると、合計金額は国立大学で約105万円、 公立大学で約106万円、私立大学では約172万円となります。
国立、公立においては学部による授業料の差がありませんが、私立は、高額順に医歯系・理科系・文科系となっています。文科系の平均額は約73万 円、理科系の平均額は約104万円でその差は約30万円です。さらに医歯系の平均額は約303万円と、理科系の約3倍です。
| 文科系 | 文・教育 | 747,997 | 医歯系 | 医 | 2,691,652 |
|---|---|---|---|---|---|
| 神・仏教 | 671,239 | 歯 | 3,473,485 | ||
| 社会福祉 | 739,424 | 平均 | 3,034,564 | ||
| 法・商・経 | 725,028 | その他 | 家政 | 764,196 | |
| 平均 | 734,052 | 芸術 | 1,125,739 | ||
| 理科系 | 理・工 | 974,019 | 体育 | 771,455 | |
| 薬 | 1,489,076 | 保健 | 967,173 | ||
| 農・獣医 | 886,161 | 平均 | 932,294 | ||
| 平均 | 1,037,073 | ||||
<文部科学省「私立大学等の平成20年度入学者に係る学生納付金調査結果について」/平成21年>
自宅からの通学が不可能なため、学生寮や下宿など自宅外から通学をする場合、親はどの程度の仕送りが必要となでしょうか。日本政策金融公庫(旧国民生 活金融公庫総合研究所)が実施した「家計における教育費負担の実態調査」によると、自宅外通学者がいる世帯数は全体の38.7%にのぼっています。
また、自宅外通学者が1人いる世帯の仕送り額は年々減少の傾向にありますが、平成20年調査では年間約96万円となっており、月額にして約8万円を仕送りしている計算になります。

<日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫総合研究所)「教育費負担の実態調査」/平成20年>

<日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫総合研究所)「教育費負担の実態調査」/平成20年>
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